1993年にトリニダード・チェアをデザインした際、ナナ・ディッツェルは、トリニダードを旅した際にコロニアル建築で目にしたジンジャーブレッド・ファサードの精巧なフレットワークにインスピレーションを得た。ファサードと同じように、チェアの切り取られたフレットワークは、光と影の相互作用を引き起こし、空間に投影されたパターンと微妙な動きの感覚を生み出す。
素材
スタッキング・チェアフレームはスチール管、背もたれはCNCフライス削り出しの成型合板。シートと背もたれはリベットで取り付けられている。交換可能なプラスチック製グライド付き。
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