Caribe Natural Dining Tableは、Sebastian Herknerによるデザインで、美しい籐のウェビングが特徴です。テーブルの形は、人気の「Caribe」や「Caribe Chic」を踏襲しつつ、天然素材のベージュの色合いがより繊細なタッチを演出しています。コロンビアでは古くから籐を使ったバスケットが作られ、コーヒー豆を収穫するアリエージョ(農園労働者)のために使われてきました。「Caribeでは、コロンビアの職人技で長い伝統を持つ天然の籐を選び、明らかに室内用に作られたチェアを作りました」とセバスチャン・ハークナーは言います。「籐はデザインに自然な表情を与え、座り心地をよくしてくれます。
エイムズのアトリエで働く職人たちは、「カリブ・ナチュラル」のために特に複雑な編み方を用いています。その結果、テーブルの天板として、特に密度の高い構造になっています。籐は、コロンビアのコーヒー産地に生育するベジュコというつる性の植物の枝から作られており、伝統的にコーヒー豆を集めるためのカゴに使われています。ベジュコの枝を天日で10日間ほど乾燥させ、樹皮と繊維を分離させます。これを5日間かけて、鉄のフレームに手作業で編み込んでいくのです。
ドイツ人デザイナーのセバスチャン・ヘルクナーは、エイムズと長年にわたってコラボレーションしており、何度もコロンビアを訪れ、この国の都市、自然、人々を直接体験しています。また、彼はamesが提携している多くのアトリエを訪れ、コロンビア各地のユニークな伝統工芸について学びました。
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