スチール製梁 HISTAR®

I 型骨組み

HISTAR®鋼は、低合金含有で降伏強度355MPaと460MPaの革新的な構造用鋼種です。HISTAR®は、高強度、低温での優れた靭性、優れた溶接性を兼ね備えており、これらの材料特性は、これまで両立しないと考えられていました。 革新的なインライン熱処理であるQST（Quenching and Self-Tempering）の適用により、HISTAR®グレードは、他の標準グレードとは異なり、全製品範囲において降伏強度の保証値を向上させることができます。 鋼構造物の大幅な軽量化とコストダウン 製造工程の時間短縮：例えば、HISTAR®の低炭素等価値により、溶接のための予熱は一般的に不要です。 HISTAR®高強度鋼は、軸方向の強度が重要視される構造用途に理想的な解決策を提供します。HISTAR®は、熱間圧延されたスーパージャンボ形鋼として、以下の用途において、従来の鋼種と比較して自動的にコストと材料の節約につながります。 重力柱(軸方向圧縮に強い熱間圧延プロファイルを持つ鋼および複合柱、十字形断面、およびオーダーメイドのソリューション)では、S355と比較してHISTAR®460を使用すると、コスト、重量削減、およびネットカーペット面積の増加に関連して、軸方向応力耐性が直ちに30%改善される。長大トラスでは、HISTAR®鋼を使用することにより、部材のサイズと重量が減少し、より経済的で軽量な設計が可能になります。