セラミック製のは、滑らかで有機的なフォルムです。ヘルシンキ、リーヒティエ通りにあるアアルト自邸のためにアイノ・アアルトがデザインしたものです。自然や自然素材に対して親しみ、そして、プロダクトの細部に至るまで大切にするアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトの信念を具現化した存在ともいえるこの植木鉢は、1937年のパリ万博で展示され注目を集めたものの、当時は製品化にまで至りませんでした。2017年、屋内用として2つの形と3つのサイズで製品化したは、アアルトの主な建築に用いられているタイルから着想を得た素材を選び、ひとつひとつ人の手によって作られています。
暮らしと住まいを彩る植物
アアルトが好んだタイルから着想を得たセラミック製プラントポット
手仕事による温かさ