アームチェアとシェーズロングの中間に位置するPabloは、その強調された快適なデザインで際立っており、視覚的に強いインパクトを与える美的・構造的ソリューションが生み出されています。魅力的なフォルムは、強調された奥行きとわずかに傾いた前部で定義されます。フレームは無垢材で、さまざまな仕上げが施されています。背もたれから流れ、アームレストに固定されたシートは、まるで宙に浮いているように見えます。厚いレザーと軽いシートパッドの二層構造で、見た目にはほとんどわかりませんが、非常に快適な座り心地を実現しています。一見シンプルなPabloですが、細部には細心の注意が払われています。その成果は、ミリメートル単位で調整されたプロポーション、直線と曲線の対比、曲面によって柔らかくなったフレームの垂直要素に特に顕著に表れています。
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