ハンス・J・ウェグナーは1956年にスタッキング可能なエルボーチェアをデザインしました。2つのプロトタイプを製作した後、生産性を重視したこのチェアのデザインは、2005年に復活するまで半世紀近くもの間、彼の書庫に保管されていました。
クラシックデザインのエッセンス
カール・ハンセン&ソーンは2005年にハンス・J・ウェグナーの「CH20エルボーチェア」を初めて生産した際、瞬く間に現代の名作としての地位を確立し、同年ニューヨークで開催されたICFF編集部賞を受賞しました。
エルボーチェアは、一枚の無垢材から作られたスチームベントが特徴的な背もたれが、肘や腰をしっかりと支え、様々な姿勢で座ることができます。座面下には独自のレール構造を採用し、フォームプレス加工を施した突板を使用することで、最適な安定性と軽やかで浮遊感のある表情を両立させています。
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