その名前は、すぐにオーストラリアの美しい街を思い起こさせます。背もたれのデザインで互いに追いかけ合う曲線は、特にオペラハウスのラインを思い起こさせます。
背もたれを新しい方法で着飾るという意図のもと、イギリスや植民地時代のアームチェアによく使われていた柔らかい皮革の代わりに革を使用することで、この名前はアームチェアの洗礼名となりました。
もちろん、この作業は「椅子張り」から「馬具製造」に変更する必要がありますが、快適性を少しも犠牲にすることなく、新たな表現語彙を生み出すことができます。曲線的で扇形のカットは、構造全体をカバーしながらも、同時に全体に個性を与える必要があります。
木製の構造体が布製の座面を支え、背もたれとのコントラストをソフトに表現しています。縫い目や組み合わせのディテールが、全体をより豊かにしています。
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