ワインの陳列棚の要望から始まった「イーノ」は、ラベルという最高の部分を見せるボトルの「ギャラリー」であることを目指します。
そうして生まれたのが、選び抜かれたボトルに最適な棚を作るというプロジェクトです。
しかし、ボトルのサイズやシール、形状の違いによって、セラー全体のイメージが崩れてしまうこともしばしば。そこで、ボトルの最も魅力的なディテールであるラベルを際立たせるために、レザーシールドを挿入し、統一感を持たせています。
マリーナ・バーニは、イーノがデザインした時期、ヴェネツィアのフォンダコ・デイ・テデスキの修復にようやく明かりが灯ったとき、ギャラリーの執拗な繰り返しの視覚的な力に魅了され、ボトルを縁取る革のアーチを重ね合わせ、それぞれに自分のステージを与えたと回想する。
イーノは、引き出し式のサービストップを備えた引き出しによって完成します。ガラス扉付きバージョンもあります。
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