ヴァレンヌは、スチールチューブのベースに曲面合板の構造体を接ぎ木した、典型的な一枚板の椅子の新しい解釈です。
この2つの要素は、それだけでチェアの頑丈さと快適さを完璧に作り出しているのですが、そこにレザーの個性を注入したいと考えました。
座面の前縁の下は、脚との接触を和らげるために折り返し、背もたれの上縁は、鞄のように折り返し、あえて余らせることで、椅子を持ち上げたり移動したりするためのグリップやハンドルになるように、革の折り目や切れ目、縫い目をデザインしています。
金属製の構造体は、この「鞍」を支えるシンプルな「台」であり、私たちは有名でエレガントなイタリア馬の名前をこの「鞍」に捧げています。
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