日立セントラルステーションEXは、オフィス、ホテル、教育施設、病院などの中・大規模ビル向けに、直感的で機能性に優れた12.1インチカラー液晶画面を採用し、壁面への設置も容易です。また、パソコンによるリモートアクセス(LANまたはWeb VPN)や、オプションのエネルギー計算ソフトウェアも利用できます。
最大2,560台のVRF室内機を制御可能
セントラルステーションEXは、最大160台の室内ユニットと関連する個別のルームコントローラーを「箱から出してすぐに」制御できますが、最大15個の拡張アダプター(PSC-AD128EX3)を接続することで、最大2,560台の室内ユニットを制御できるように拡張できます。さらに、最大64台の室外ユニットを「出荷時」でサポートし、同じ延長アダプターを使用して最大1,024台の室外ユニットに拡張できます。この拡張性の高い制御能力は、H-LINK配線システムによって実現されています。
集中型AC制御システムのコスト低減
空調システムの集中制御の一般的な障壁は、設置と試運転のコストです。日立のH-LINKは、空調システムの構造ではなく、レイアウトに基づいた自由な配線ルートを可能にすることで、このコストを低減します。また、各室内機をデイジーチェーン接続することで、中央制御点ではなく、最寄りの室内機に接続することも可能です。
建物内の仮想制御ゾーンを定義
タッチスクリーンインターフェースを使用して、最大128の仮想コントロールゾーンまたは「グループ」を定義できます。コントロールゾーンを使用すると、システムの管理が容易になり、建物の1つまたは複数のエリアで一貫した温度、タイミング、その他の設定を定義できます。
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