国際的に有名なデンマークの建築家であり家具デザイナーでもあるアルネ・ヴォッダーは、1950年代から1960年代にかけてのデンマーク・デザインの黄金期に多大な貢献をしました。それから60年以上の時を経て、アルネ・ヴォーダーの遺族がシバスト家具とともにアーカイブを探し求めた結果、同じオリジナルメーカーによる「アルネ・ヴォーダー サイドボード シバスト No 11」が再び登場しました。リバーシブルの扉は、片面がカラー、もう片面が木製です。カラーはイエロー、ホワイト、ブルー、ブラック。脚は木製とスチール製。
アルネ・ヴォッダー、ホワイトハウス、ローマのローマ法王
歴史は繰り返される。シバスト家具が「アルネ・ヴォッダー サイドボード」をリニューアルしたのも、まさにこのケースに当てはまります。建築家であり家具デザイナーでもあったアルネ・ヴォッダーが1957年にデザインしたこのシンプルでエレガントなサイドボードは、もともと1957年にミラノ・トリエンナーレで最優秀賞を受賞した家具シリーズの一部でした。シバストファニチャーは当時、このサイドボードの製造も担当していました。つまり、アルネ・ヴォッダー サイドボード シバスト No.11のリニューアルは、アルネ・ヴォッダーと当時のシバスト社のオーナーであった家具デザイナー、ヘルゲ・シバストとの20年以上にわたるデザイン対話と友情へのオマージュとも言えるのです。
二人の共通の努力から生まれた数々の家具は、デンマークの枠をはるかに超えた。実際、彼らはアメリカにおけるデンマーク・デザインの黄金時代への道を開く一助となった。
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