イタリア人デザイナー、ピエルジョルジョ・カッツァニーガがCTRコレクションで得意とするのは、複雑なデザインを簡単に見せること。ソファのフレームは、パウダーコーティングを施したステンレススチール製で、一直線に曲げられている。角はまっすぐでありながら、チューブは丸いフォルムを保っている。背もたれはわずか2点でフレームに取り付けられており、座面の上に吊るされずに浮いているように見える。オープンウィーブは古くから伝わる織物の伝統に由来し、背もたれをしなやかに支える。座面には撥水加工が施されたクッションが張られており、簡単に取り外すことができる。
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