「バックドロップ」は、ベッドに立体感を与え、空間の主役となるよう考案されたデザインヘッドボードです。ベッドがしばしば中心的な位置を占めるロフトスタイルのインテリアから着想を得て、ジュリー・リショーズは、軽やかさと存在感、温かみと個性を兼ね備え、単独でも成立し得るヘッドボードを構想しました。 このプロジェクトの発想は、親密さや保護、あるいは空間の仕切りを作るために壁に布を掛けるという仕草に由来しており、大きな吊り下げ式のテキスタイルパネルを通じてベッドを「着飾る」という表現が採用されています。
使用される素材はデザインに不可欠な要素です。バーチ合板と無垢材の支柱で構成されたヘッドボードの構造体には、フェルト生地がカーテンのように滑り落ち、柔らかくも建築的なシルエットを描き出しています。表面には、木材の自然な美しさを引き立て、長期にわたる耐久性を高めるオイルが施されています。
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