SSC-9700は、212万画素の1/1.8 型CMOSセンサーを使用した超高感度HDカメラです。河川・港湾・その他自然災害対策、道路・重要設備の監視など、低照度環境下でも鮮明な映像が求められるさまざまな分野・用途で力を発揮します。
SSC-9700は、レンズを付属しないCマウントカメラです。目的にあったレンズと組み合わせることで柔軟なシステム構成が可能です。
本体に高倍率のズームレンズを内蔵したカメラ「SSZ-9700」もラインナップしています。
導入効果を動画で体感
超高感度HDカメラ「SSC-9700」でできること
低照度環境下においても高感度なカラー撮影が可能
高感度なイメージセンサーにより、0.003lxの低照度環境下においてもカラーで鮮明な映像を撮影できます。また赤外線カメラとは異なり、明確な色の判別ができるため、より高度な監視を可能にします。
ダムの増水監視 時刻:21:00 / 天候:曇り
ダムの増水監視 最低被写体照度 1lx
最低被写体照度 1lx - ダムの増水監視 最低被写体照度 0.003lx
最低被写体照度 0.003lx
河川監視 時刻:25:00 / 天候:雲り
河川監視 最低被写体照度 1lx
最低被写体照度 1lx - 河川監視 最低被写体照度 0.003lx
最低被写体照度 0.003lx
独自の電子式デフォグ機能を搭載、煙霧下でも鮮明な画像の撮影が可能
画像処理でコントラストを伸長することで、有彩色の明度差を調整し、カラー映像の視認性を向上させます。
「うっすらと見えている」画像を信号処理によって見やすくする機能です。
電子式デフォグ OFF - 電子式デフォグ ON
その他の機能
独自の2D/3Dノイズリダクションにより、ハイゲイン時でも良好なSN比を実現
独自アルゴリズムで2D/3Dノイズリダクションを行っています。
暗い時はイメージセンサーの出力信号レベルが小さくなるので、ゲイン(増幅度)を上げて信号レベルを大きくします。ハイゲイン時は映像信号と共にそこに含まれるノイズも増幅するのでノイズが大きくなりますが、ノイズリダクションによりこのノイズを小さくしています。
ハイゲイン…ゲインを大きく上げた状態のこと。
HDR機能搭載により、明暗の差が大きい場合でも撮影が可能
HDR機能を搭載し、明暗の差が大きい場合でも、異なる露出レベルの映像を合成しダイナミックレンジの広い映像を得られます。
IR CUT / IR PASSの切替えが行える可動式フィルター機構を搭載
近赤外光モノクロ撮影が可能
各種映像信号の出力設定が可能
1080 59.94p/59.94i/29.97p/50p/50i/25pの出力設定が可能
映像出力用に3G-SDI、コンポジットビデオ(BNC)端子を搭載
RS-485通信機能により、遠隔制御での高度な監視システムを実現
カメラ設定(画像調整、映像出力の変更、機器設定、赤外フィルターやHDRの設定など)をPCから遠隔で制御することが可能です。