1960年代に創業し、独学でデザインを学んだジョアン・カンブラは、そのカリスマ的で落ち着きのないキャラクターにより、装飾照明の世界で独自のスタイルを確立した。黒漆塗りの金属に他の色を組み合わせたH2テーブルランプは、1980年代を象徴するデザインであり、1980年代半ばに装飾照明にハロゲン照明が採用された時代の始まりに製作された。1988年、『Hogares』誌のインタビューに答えて、彼はこう語っている:「私にとって満足とは、形ではなく、仕事がうまくいったことにある。自分の名前が知られようが知られまいが、自分のランプが高く評価され、長持ちしてくれればそれでいいのです" と語っている。
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