階段のデザインが、幾何学的なラインの微妙な動きに基づいている場合、階段を完璧に作って設置することは、常に挑戦的です。しかし、表面や手すりが細部まで作りこまれていない場合は、さらに難易度が高くなります。EeStairs社がUZ Ghent Polyclinicで直面したのは、まさにこの点でした。EeStairs社は、上階のバルコニーの手すりをつなぐガラス製の階段手すりを設計、製作、設置しました。
この階段は、ポリクリニックのオリジナルデザイナーであるアール・ヌーヴォーの伝説的人物、ヘンリー・ヴァン・デ・ヴェルデへのオマージュとして、直線と曲線が混在したエッジを持つバルコニーへと続いています。階段の踏面の構造は正確にコンクリートでプレキャストされており、EeStairsの職人は、合わせガラスの手すりが、ストリンガーを形成する細部のない50cmの深さのスチールプロファイルのラインに沿っていることを確認しました。
画像を見ればわかるように、グレージングの高さが3種類あり、直線的な立ち上がりと曲線的な立ち上がりの両方の形状があるにもかかわらず、グレージングとスチール製手すりのラインは非常に正確に描かれています。このプロジェクトの美的成功の鍵となったのは、EeStairsと施工業者であるCORDEEL社との緊密な協力関係と、EeStairsのフレームレス・グレージング・システム「TransParency」の採用の2点です。
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