アリンコチェアは、1952年にアルネ・ヤコブセンによりデザインされた楽器のような曲線を持つ繊細で芸術的な外観のチェアです。9層(デコ・シルエットは8層)で構成される成形合板のシェルは、そのエレガントなフォルムに驚くほどの強度と快適さを備えています。
アリンコチェアは、1952年にアルネ・ヤコブセンによりデザインされた楽器のような曲線を持つ繊細で芸術的な外観のチェアです。9層(デコ・シルエットは8層)で構成される成形合板のシェルは、そのエレガントなフォルムに驚くほどの強度と快適さを備えています。
3本脚のアリンコチェアは、デンマークの農家特有の凸凹の床の上でも安定するようにと設計された、素朴な農業用のスツールから着想を得ています。アリンコチェアは、ありのままの素材に秘められたパワーに対するヤコブセンの認識を美しく体現しています。スチールパイプ製のフレームと、プレス加工された成形合板による一体型のシートとバックレストという、たった2つのパーツで構成されています。
3101モデルは、オリジナルの3本脚のアリンコチェアの彫刻的なシンプルさを残す一方、多種多様なインテリア空間に合うよう、その特徴的なデザインをさらに発展させたモデルです。4本脚のアリンコチェアはヤコブセンの存命中も限定的に製造されることはありましたが、1971年からスタンダードモデルとしてコレクションに加わりました。