「椅子は、誰かが座ってはじめて完成する」というハンス・J・ウェグナーの言葉に私たちも同感です。フリッツ・ハンセンでは、一人ひとりに寄り添うパーソナルなチェアコレクションを展開しています。
グラフィカルなフォルムが印象的なグランプリチェアは、1957 年にコペンハーゲンのデンマーク工芸博物館において開催された春の展示会で初公開されました。アルネ・ヤコブセンによりデザインされたこのチェアは、同年のミラノ・トリエンナーレでグランプリを獲得、以来グランプリチェアと呼ばれています。チェアのベースはスチールとウッドレッグの2種類、シェルはウッドの種類やカラー、パディングの張り地など幅広いバリエーションからお選びいただけます。
スチールベースのグランプリチェアには、スチールパイプ製ベースと成形合板でお馴染みのスタッキングチェアのコレクションの世界観が投影されています。
グランプリチェアのウッドレッグは、ヤコブセンのほかの成形合板のチェアのスチールベースにならって、滑らかに角度を描きながら広がります。このモデルは、ヤコブセンがデザインしたもののなかでも珍しい、ウッドレッグの椅子です。ウッドレッグ仕様のグランプリチェアは、スタッキングできません。