このシャンデリアは、ルイ15世様式(8角形の3階建て)の再解釈であると同時に、第一帝政様式(金属の冠をつけた風船型)の再解釈でもある。
2つの熱気球を重ね合わせ、その上に雫の床とロゼット付きの小さな腕を乗せた、オリジナルな作品です。
金色に輝く2つのブロンズクラウンが、16本の光のアームを支えています。
2つの風船を飾るレースとロッククリスタルのペンダントによって、全体がより強調されています。
クリスタルのロゼッタと、ダガーに囲まれた地球儀が完成品です。
ルイ15世様式の同様のモデルがルーヴル美術館に所蔵されており、1750年のものである(inv. O.A. 5137)。
フォンテーヌブロー城の皇后の浴室にある1809年製のシャンデリアも、金属製の王冠を持つ風船型と雄弁に並列しているのだ。
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